美容液を選ぶ3カ条

画像

低刺激であること

美容液を使ってみて、肌に合わないと感じたことはありませんか? 敏感肌の人は、使う化粧品にも気を付けて選んでいるはずです。しかし、人はそのときの体調によって肌質は大きく変わります。だからこそ、自分に最適な美容液を選ぶには常に肌の状態と向き合わなければなりません。

とはいえ、いつどんなときに肌に変化が起こるのか予想しにくいので、美容液を選ぶときは最低限低刺激なものを選んだほうが無難です。特にアルコール、香料、そして着色料などを含んでいるものは避けましょう。また肌によくて低刺激だと思われているアロマですが、なかには強い成分のものもあるため、しっかりと注意して選ばなくてはいけません。

敏感肌用として販売されている美容液もありますが、だからといってそれが安心かどうかの保証はありません。あまり表記ばかりを信じすぎず、自分で美容液に含まれる成分がそれぞれどんな働きをするか、そしてどんな刺激を与えるか、という点を確認しておく必要があります。

肌トラブルの原因になる成分が配合されているものは買わない!

肌にいいと思って使っている美容液のはずが、実は肌によくない成分を使っていることもあります。肌によくない成分を使い続けていると、肌のバリア機能が失われてしまいます。肌トラブルを起こしやすくする原因になってしまうので、美容液を選ぶときは肌によくない成分が入っていないかどうかをしっかり確認する必要があります。そこで、肌によくないといわれている成分をいくつかご紹介します。

・アルコール
アルコールが含まれている美容液は、蒸発するときにさらに乾燥を強める危険性があります。

・石油系合成色素
「○色○号」などという表記をよく見かけますが、これはタール色素と呼ばれるものです。発がん性の恐れがあるといわれています。

・石油系合成界面活性剤
肌のバリア機能を壊して肌荒れを引き起こしやすくする可能性があります。

これら以外にもありますが、肌にいいものだけを選ぶように心がければ、自然と肌によくない成分の入った美容液は避けられるはずです。

第三者機関から認定されている成分が配合されているもの

美容液に含まれる美容成分は、しっかりと効果を感じられるものを選びたいところ。第三者機関から認定を受けているものなら、信頼して選ぶことができます。

美容成分として知られているEGFは第三者機関から認定を受けている成分です。これは、1962年にアメリカのコーエン博士が発見したたんぱく質で、人間の成長、代謝をはじめ、機能の調整もする成長因子であることが分かりました。

人体には肌再生や皮膚移植というような医療の現場でも使われています。EGFはノーベル賞も受賞しており、発見当初は貴重で高価なものでしたが、現代では生産技術や抽出技術が進んだことで美容分野でも使えるようなに価格なりました。

日本では、2005年に厚生労働省から化粧品への配合を認められました。美容効果が認められる濃度や品質として、認定ガイドラインも作成されました。その基準を満たした美容液だけを認定マークで品質を保証し、安全な製品の見分けがしやすくなっています。

このように、第三者機関から認定を受けている成分なら安心ですね。

TOPへ戻る